仮面ライダー響鬼「かき鳴らす戦士」

 「響鬼」という作品では、主人公格の鬼たち(響鬼威吹鬼轟鬼)の間に、明確に物語中の序列が表されているというか、鬼人生のライフステージが見渡せるようになっています。
 具体的には、

ザンキ(引退した鬼兼、轟鬼のもと師匠)
響鬼(バリバリベテランの鬼、ただし弟子はいない)
威吹鬼(中堅どころの鬼。弟子育成中)
轟鬼(なりたての鬼。弟子はまだいない)
・戸田山変身体(変身して、師匠と共闘できる弟子)
・あきら(鬼の弟子。まだ変身はできない段階)

 というわけで、役どころがカブらずきれいに並んでます。ここらへん、スタッフの方は世界観を視聴者にきちんと判らせようと考えているのだと感心。
 で、今回は新米鬼の轟鬼君、ちょいと調子に乗ってしまうの巻。バケガニを倒した後、かなり長いフレーズを弾きまくってます。ノリノリです。でもそこら辺の慢心が、最後のバケガニにやられてしまう展開につながるわけですな。バケガニにやられたのは、一人でディスク管理から何からやっている身のあせりもあるのかもしれませぬが。でもディスクはもっと丁寧に扱え。精密機械をケースから地面にほりだすな。
 あと、響鬼さんがモトクロス場で華麗なるルァイディングテクニック(巻き舌)を披露です。ちゃんとバイクの免許は持っているご様子。前に無免とかいってごめんなさい。でも当方バイクの免許持ってないからよく判らんのですが、バイクの停止ってそんなに忘れるものなんですか?