(最初の更新からいろいろ書き足しました) 

 今日は有明で春コミだったみたいですね。ネットにつながってはじめて気付いた。あのサークルもあのサークルも、前回の即売会で買えなかった本があったのになあ。残業して帰ってきて寝るだけだと本当に情報収集できない。流行のジャンルサイクルが変転激しい昨今、オタクとして致命的なんじゃないかこれ。まあもともと昔からそんなにアクティブじゃなかったけどな。できる範囲でだらだらと潜行しますよ。
 最近見ている「ボトムズ」、今クメンから脱出して、謎の宇宙戦艦内でキリコさんがトラウマをほじくられている最中なのですが、ははーこれが「レッドショルダー・マーチ」かーとか思いながら観ているのは超の付く後発組の楽しさ。昔のよい作品だと、情報がいろんな方面から事前になんとなーく手に入ってしまって、原典見てなくても結末とかネタバレが常識化していることがあるじゃないですか。だからこの話も世界観とか結末は知っているんだな。でもそれに至る過程は全然知らなかったので、非常に楽しんでおります。だいたいこんなにラヴ成分が濃い話だとは思わなかったよ! あと、最期に友への愛というごく私的な事柄で事態にけりをつけたカンジェルマン殿下の選択は、果たして正しかったのか今も考え中。「公人に私はない」というヨーシュ・クノロック理論(今小川一水『復活の地』を再読しているので)からすると間違ってるんだけど、でもなあ。国への愛と友への愛はあったけど、バラの国民への愛情はなかったのかなー結局。

 ちなみに岩波書店の『クマのプーさんプー横丁にたった家』を読んだことなくてもプーさん好きとか、「仮名手本忠臣蔵」を見たことがなくても(なんせ長いよ)忠臣戦隊アコウマンの最初から結末までをみんな知っているとか、こういうことはよくあることです。だから別に同人誌経由で作品を知っても、間接的な情報から脳内作品を捏造したまんまでも全然いいじゃんと思うのだよな。でも知らない素のまんまで作品に接するのも趣あることなので、2ちゃんの作品スレとかでいきなりネタバレ発言とかしたらいかんよな、とは思う。仁義仁義。「俺たちがしてほしいと思うことをするんだ」です。魂の一言。

 あと、wikipediaとかあちこちのブログで言及されてますけど、「レッドショルダー・マーチ」はつい最近まで出所不明の音楽だったけど、今や音源が特定されててiTunesMusicStoreで買えるんですね! 凄いなあ。キートン映画のサントラだったのかー。

 あ、それからガンブレードの実物写真「赤兜」さんに掲載されてました(二月の記事ですが)。wikipediaの「軍刀」の項のすみっこに記述があって、実在したのか! とびっくりしていたのも今は昔。自分的にはガンブレードは「GANGRAVE O.D.」の屍十二の武器なんですが、銃把側から刃が伸びているものだと思っていたら、銃身側から刃が立ち上がっているのは意外。写真についてる展示解説(博物館か何かの展示らしい)をあとで訳してみよう。

 最後に「山崎はるかのメモ 賃貸住宅に入るとき・出るとき」。もうすぐ今のアパートから引っ越すかもしれないのでメモ。入居時に写真撮るの忘れてるし。


 書き足しておこう。「ナナオのカラーユニバーサルデザイン対応ワイドモニターが欲しい!」。どうかしら。