「ゲキ×シネ 髑髏城の七人 アオドクロ」を観てきました
劇団☆新感線のお芝居(のゲキ×シネ版)。おもしろかったー!
天正十八年の関東でおこる、織田信長の衣鉢を継いで「天魔王」を名乗る男と、それに立ち向かった7人の戦士の物語。
この話は、最初から最後まで疾走感にあふれたよい話でした。ぐんぐんひっぱられて、200分があっという間。「ファット&ゴージャス」ということで、何でもかんでも詰め込んだ、おもちゃ箱みたいな楽しいお芝居でした。
この話のテーマは「過去」対「未来」だよなーと思った。敵は過去に捕らわれて変化に背を向けており、7人は皆未来に向って変わってゆこうとする。もちろん味方の7人にも、重い過去を背負っているものもいるけれど、それでも彼らは変わっていこうとするんだよな。大変元気の出るお話でした。
ラストシーンで、天魔王を倒すために集った仲間達が、また別れていって、花道を駆けて退場してゆくんだけれど、未来への希望に満ちたそれがすごく象徴的だった。
演出の違う「アカドクロ」版は観れなかったけれど、観ればよかったなーと思いました。DVD買うかなあ。
あと、劇場で耳に挟んだけど、(ファン歴長い人が、新しい人に解説していたのだ。私はこういう友達がいないのでいいなーと思った)江戸時代を舞台にした「阿修羅城の瞳」にも、登場人物の子孫がでてくるそうな。映画版観てみよう。