リメイク時におけるわざわざの女性キャラ投入について

 さて、チャン・ツィイーが女サムライ役なのではと考えたとき、思い出したのが2ちゃんねるSAMURAI7地上波専用スレ(5本目:dat落ち)で見た情報。

553 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で :2006/05/31(水) 12:36:53 id:Q0HOYOaw

(…前略…)

なんでも企画の段階ではQさんを女にする案もあったそうだが、そうするとカンベエとの間にロマンスが発生してハードさが削がれてしまうから、今のでよかった。

 ロマンスか……。やっぱり物語にはロマンス(その萌芽も含む)が必須要素だと(あるいはロマンス要素があると「おトク感」みたいなものが増すと)考えてるクリエイターの人は多いんでしょうかね。そういえばやおいや百合も「むりくりロマンス捏造装置」と云えるなあ。ロマンスを求めずにおられない衝動みたいのが人間の脳にセッティングされているんでしょうか。
 キャラクターが特に必然性もなく女性化されていた話といって思い出すのは「アニメ三銃士」。アラミスが女の人で、たしか恋人の敵討ちのために男装していたはず。彼女については恋愛モードはなかったように思う(うろ覚え)。「女の身でがんばる」キャラという位置づけ?

 ちなみにキュウゾウの性別の件ですが、「ブラック・ラグーン」のバラライカ姐さんやシェンホア姐さんのような、ロマンスなぞ薬にもしたくないような最凶女性キャラだったら見てみたかった気がする。でもそれだと展開が今とまったく同じ=女性化無意味なので、やっぱり今のままでよかったです。女性化の誘惑を断ち切ったスタッフは大英断をされた。