スケールアヴィエーション2007年09月号「筆自慢」特集のメモ
先日ワンフェスでフィギュアを買いました。さて、模型、ことにガレージキットの場合、基本的にパーツは白い樹脂の塊なので、このキットを完成させるためには、組み立てる以外に塗装が不可欠なのです。今、人間フィギュアの主流の塗装方法は、エアブラシで塗料を吹き付けることなんですけれど*1、しかし、わたし塗装環境をまったく持ち合わせていないのですね。それで、書店で表紙だけを見た(フィルムパックされていた)スケールアヴィエーション(航空機模型専門誌)のこの号に興味を持ったのです。
Scale Aviation (スケールアヴィエーション) 2007年 09月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 大日本絵画
- 発売日: 2007/08/11
- メディア: 雑誌
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で、ちょっとそこから覚えておきたいことを記憶から掘り出してメモ。
- 筆の塗膜は、色の粒子を穂先で押しつけているので、密度が高い→不透明な塗膜になる。エアブラシは色の粒子をふんわりとのせているので、粒子の隙間に光が反射して、比較的透明感が出る←金属っぽい感じはあまり出ない。
- よって、筆で何度も重ねて不透明な塗膜を作ると、金属の感じが増す。
- ムラは、細い筆で細かくタッチを入れていくと、見えなくなる。(この技は名人芸ぽい)
つまり、筆塗りの塗膜は不透明を旨とする物体の表現にはいい(なので、メカものには向く)ということでした。 うーん、つまりやっぱりエアブラシをそろえたほうがいいってことですかねー?
*1:筆塗りで塗装してる人もいますが、少数派(あるいは、現在のメインストリームとは見なされていない)です。