ガンダムOO最終話

やー終わってしまったなあ。まだ劇場版があるようだけど、とりあえず一区切り。
途中、時間配分がよくなくて、キャラクターの掘り下げがうまくいってないところもあったけど、紛争根絶は一度やったら仕舞いというものではなく、変化し続ける情勢の中で「やりつづけなければならない」たぐいのものだと示していて、そこがよかったです。DVD借りて、最初からまとめて見返そうと思いました。
以下ネタバレ。





多重人格とか劇中随一のぐちゃぐちゃっぷりだったアレルヤ/ハレルヤさんが、そのままで野に下ることを選んだのにはちょっと目頭が熱くなった。幸せになれよー。
グラハムさんも、真の武士道を見いだせたようで何より。連邦議会のシーンでハラキリしている人が映ったから一瞬、巻きが入って適当に退場かとぎょっとした。つまりあの奇怪な武士道ならぬブシドーはカタギリ司令の脳内産物だったと。外国人のほうが日本の思想の本質をつかみとれた、なんてのは現実でもままあることです。頑張れよ若武者!
あと赤髪エースは視聴者の期待を裏切らない男だと思いました。幸せになれよコンチクショー!
そういえば、第一部の三大勢力のエースが全員生き延びてますね。軍に籍を置いているのが確定なのが一人だけだけれど。
せっさんとマリナ様とは結局再会しなかったけど、「もはや会うこと叶わぬ二人、しかして同じ星を見る!」みたいな感じで、これはこれでよかったと思いました。あと姫様の元首服は、今回のほうが中東の民族色が出ていてよかった。