本日より旧暦神無月です。なんか今朝の公共放送で、「神無月の異名は小春」とか云ってましたが、常識的に考えて、神無月まるまる小春なわけがなかろう。ぬくい日限定でしょうに。 まあ多分どこかのソースからひっぱってきたんだろうなーと思って広辞苑を引いてみたら、まったく同じことが書いてありました。冬の季語。使われる場面が限定的な詩語なんじゃないか? と思って、新明解古語辞典を引いたら、「陰暦十月ごろの、ぽかぽかと暖かい晴天の日。小春日和。」とのこと。ソースふたつ引きくらべただけで云うのもアレですが、今回は新解古語のほうが正しい語釈なのじゃないかなあ。 ま、少々気になったのでメモ。